お料理教室

【人生が変わる 富士子流・料理教室】
筆 Brilliant Space 石松多美子

午後4時ごろになると「今日は何にしようかな」

夕飯のメニューが決まらず憂鬱な気分になる

そんなことは、ないだろうか

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よし、今日はコロッケを作ろう

とスーパーで材料を買って帰っても

夕方になるとそのパワーが残っていない

 

そんなことは、ないだろうか

 

家庭料理にストレスを抱えた参加者たちを前に、

富士子さんの料理教室は、こんな言葉で始まります

 

「そんな日があったっていいじゃない

コロッケが、ふかし芋に変わってもいいじゃない

手間ひまかけて作った料理が美味しい、

それは、ウソです

イライラしながら作ったコロッケより

ふかし芋にバターをのせて出した方が美味しい

家庭料理を「呪いの料理」にしないでください(笑)

あなたは何のために料理を作っていますか」

 

一瞬の沈黙の後

涙を流す参加者もいる

 

家族が喜ぶ、幸せな食卓のため・・・

 

毎日の義務感でいつのまにか

見えなくなっていた、家族への思いが溢れ出す

 

家族が求めているのは

レストランのようなおしゃれな食事でもなければ

料理研究家が作るような目新しいレシピでもない

お母さんが笑顔で作った、いつもの味だ

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「本気で料理が嫌いな人はいないと思います

自分のキャパを超えたことをやろうとするから嫌になるんです

イライラしながら作った料理を私は【呪いの料理】と呼んでいます(笑)」

 

富士子流料理は

常識にとらわれず、いかに手を抜くかがポイント

レシピを教えるのではなく

レシピを考える力を引き出す時間だ

 

教室に並べられた色鮮やかな野菜の中から好きなものを選び、

富士子切りと呼ばれる特大のざく切りにする

そのあと、直感で選んだ調味料をかける

 

危険地帯に足を踏み入れたような気持ちで

なすにジャムをかけてみたり

ズッキーニに生クリームをかけてみたり

その様子は料理教室というより「実験教室」だ

 

試食して予想外の美味しさであることを発見し、

目が輝く参加者たち

 

その様子を見守っていた富士子さんの声が響く

「はい、これで一品できました。今、いやいや作った人いますか?」

 

野菜の切り方、調理方法、食べ方まで

どんな料理本にも書いていない

まったく新しい発想である

 

「え、そんなことしてもいいんですか」

参加者からそんな言葉が飛び出すほど

 

「それでおいしいのであれば、それでいいんです」

 

枠にはまらない独自の方法は

一瞬で料理の義務感をワクワクに変えてしまう

 

「料理の専門的な知識がないからできるのかもしれません。

12年間携わった給食作りの仕事や、5人の母としての実践がベースです」

 

「習っても家で作れなければ意味がありません

だから自分の鍋、フライパン、包丁を持ってきてもらうんです」

 

自分らしい味は「思い込み」を取り除くと

自然にでてくるもの

実はその人が切っただけで、その人の味になります

 

誰でも美味しくする力を持っていることを感じてください

 

余計なことをしない

それだけで素材の力が発揮されるのです

 

余計な力が抜ければ

愛情は込めようと思わなくても自然に入ります

 

教室に飛び交う富士子さんの言葉は心に響き

これまでの料理ストレスから解放され、自然に涙が流れる

 

「基本的に野菜は皮をむかずに料理します

皮が嫌な子どもは食べる時に自分でむけばいいんです」

 

人生のいやなことも、自分で取りのぞく力を持った子どもに育って欲しいから

 

・・・そういうことにすれば、

皮をむかないことへの罪悪感は消えますよね(笑)

 

教室には常に笑いがあふれている

 

富士子マジックの力をじわじわと実感するのは翌日からだ

 

「おかえり、きっと、きょうもいろいろあったよね」

家族を思いながら、優しい気持ちで料理をしている自分に気がつく

手を抜いたはずなのに、不思議と家族は以前よりよく食べる

 

富士子さんの料理教室は

自分という素材の力を最大限に引き出してくれる

料理というツールを使った「料理セラピー」である

 

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